鈴木シャッター製の重量シャッターです。
施工から15年程?
UPさせてもシャフトは回らずに空回りするような状態。
上手く巻き上がっても自重が増えるとドスンッと落下。
急降下防止装置もない重量シャッターです。
恐ろしすぎます。
ん~これは。。。
シャフト内を覗いて見ると、ここキレイにねじ切れているのがわかりますか?
こんなの見たことありません==;
たった15年くらいでこんな大事な部分が破断して頂いては困りますよ。
今回は社長様が製品メーカーの対応に憤慨されて
当社へご相談頂きました。
まずはシャフト径より少し大きく鉄板を切り出しシャフト端に溶接。
その鉄板をベースに心棒へアングルに鉄筋に。。
ガッチガチのガッチガチに溶接付け。
なんとか工事日まで応急的に開閉できる状態に。と
そして工事は二人でシャフトブラケット開閉機の撤去に一日
解体され地上へ降ろさせたスクラップたちがこちら。
ん~鈴木の15年前に取り付けられた機種のはずですが
でっかい重いブラケットとかナニコレ!?からの開閉機ベースもなんでこんな構造?
他メーカーの機種と比べてもメンテナンス性も悪くかなりイケてないです。
さて工事二日目です。
空っぽになったボックス内に新しいブラケットを設置。
今回、上回り一式を三和シャッター製の重量部材で
改造工事しています。
この記事を書いてて気付いたんですが
シャフト吊り込み中の写真が
全然ありません。
なかなか大変な工事の一番馬力を使う場面です。
このブログにおける一番の見どころですが足場の上
長尺物を三人で担いであーしてこーして
写真撮ってる余裕がありませんでした++;
シャッター下部には障害物検知座板、シャフトにはこの急降下防止装置ももちろん装備させます。
解体と取付で二日間の工事となりましたが各所予定通りで滞りなく無事に完了致しました。